長野県木曽郡上松町にある林野庁中部森林管理局管轄の国有林で、それに付随する公園地を含め赤沢美林ともいう。 樹齢300年を超える木曽ヒノキの天然林があり、2001年(平成13年)に環境省のかおり風景100選に、 2006年(平成18年)に林野庁の森林セラピー基地に指定されている。
その効果の源は「フィトンチッド」や「マイナスイオン」などの効果では ないかと言われている、 科学的な根拠は出ていないが、 最近の研究では、 ガン細胞を防ぐNK(ナチュラルキラー)細胞が増える という結果や、 リラックス効果も実験 から実証されてきている。 体に良いといわれてきた森林浴が 、科学的にも実証されている。
フィトンチッド (phytoncide) とは、 微生物の活動を抑制する作用をもつ、樹木などが発散する化学物質。 植物が傷つけられた際に放出し、殺菌力を持つ揮発性物質のことを指す。 休憩所より見る檜の美林 水楢の古木 (森林保護員同道のグループと一緒に) さわらの大木 駒鳥コースを呑曇渕(どんどんふち)へ チップ材が敷き詰められた遊歩道 ヒノキ大樹 大樹の基で深呼吸 森林鉄道の踏切を渡り、ふれあいの道との交差点 呑曇渕休憩所 セラピー授業の講習所 (資料が展示) 森林浴はフィトンチッドに接して健康を維持する方法だが、健康だけでなく癒しや安らぎを与える効果もある。 フィトンチッドはその殺菌性や森林の香りの成分であるということから良いイメージがあり、森林浴の効能を紹介する際に良く用いられている。
木曽五木展示 ヒノキ、サワラ、ネズコ、アスナロ、コウタマキ 木工品みやげ品店