善光寺 大本願
長野市元善町500番地

仁王門に向かって西側にある大本願。大本願は善光寺の山内浄土宗の本坊 善光寺の創建(西暦642年)当初からその歴史を共にしてきた尼僧寺院で、 代々の大本願住職、尼公上人が善光寺上人として、その伝統を継承されてきている 大本願の住職は、伊勢の慶光院、熱田神宮誓願寺住職とともに「日本三大上人」と称せられており、善光寺の住職を兼ねている (現在はただ一人の上人号となっています)


代々皇室ゆかりの尼公上人が入山している

  
大本願の境内は約3千坪あり、明治24年の火事で焼失し、今の建物はその後再建されたもの

  
表書院   表門の正面に位置し、尼公上人が本堂へお上りなど公式行事に使われる玄関となっている


内部は古い型式の広間になっていて、お授けの間ともよばれている
大勧進の貫主(かんす)と共に善光寺住職を兼ねており、毎朝善光寺本堂で行われるお朝事(お勤め)に出ている


大本願の大殿(本誓堂)   平成8年11月に総桧造りの本堂として再建される
ご本尊は、善光寺一光三尊阿弥陀如来で、善導大師像、法然上人像をはじめ本田三卿像、歴代お上人の位牌等が安置されている

 
水子地蔵尊


塀に沿って並ぶ地蔵尊


  文殊堂   文殊菩薩と普賢菩薩が祀られている


芭蕉の句碑
「月影や四門四宗も只一つ」


明照殿
法要などを行う施設で、一般市民の文化活動に開放されている


朱印を頂く


裏口への通路に子育て地蔵尊