善光寺 大勧進
長野県長野市元善町492  

勧進とは人々に仏法を説き勧誘策進すること、名を寺名にした大勧進は、開山、本田善光公以来、 代々善光寺如来さまにお奉え、民衆の教化と寺院の維持管理にあたっている


大勧進の住職は貫主(かんす)と呼ばれ、大本願の上人(しょうにん)と共に善光寺住職を兼ねている
貫主は代々比叡山延暦寺より推挙される慣習になっており、毎朝善光寺本堂で行われるお朝事(お勤め)に出仕される

    
放生池
天明大飢餓(1783〜87)の際、大勧進が窮民救済のため蔵米を放出した時 関係者の奉仕によって築造された、
通称「亀の池」と市民に親しまれており 鯉、すっぽん、亀など沢山放たれております。 初夏には2千年の時を越え大賀蓮が優雅な花を咲かせる

  
萬善堂
大勧進の本堂で十一間四面の御堂で正面に本尊善光寺如来、左に永代過去帳、右に開山本田善光、弥生、善佐を安置している

  
位牌堂   諸国の信者の方の位牌数十万体が安置されている        延命福徳地蔵菩薩堂

  
母子観音(水子供養)                           延命地蔵尊

  
護摩堂   智証大師作を伝えられる不動尊と、愛染明王、元三大師の像を祀る    

掲額の「厄除不動尊」の扁額は東郷元師が日本海々戦の戦捷報告の折りに書かれたもの 日本三大不動と言われる厄除不動尊の霊験は古く全国に知れ渡っている    

    

  


赤門     善光寺本堂前よりの入口


裏門