創建は金堂薬師如来像光背銘、『上宮聖徳法王帝説』から推古15年(607年)とされ、 金堂、五重塔を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とした東院伽藍に分けられる。 境内の広さは約18万7千平方メートルで、西院伽藍は現存する世界最古の木造建築物群である。
五重塔を構成する5つの楼閣を、下から地(基礎)、水(塔身)、火(笠)、風(請花)、空(宝珠)という、 5層それぞれは独自の世界(思想)を示し、仏教的な宇宙観を表している
上層と下層をつなぐ支柱に巻き付けられた龍の彫り物は、荘厳な雰囲気をかもしだしている