アルカサルを含む旧市全体が南北西の三方を断崖で囲まれている。 全体が絶好の要害地で、当初ケルト・イベリア人の重要拠点であったが、ローマ帝国の軍に占領され、破壊されてしまった。 その後、ローマ帝国がこの地を再建し、整備を行う、その一環でセコビア旧市の周囲にはローマ時代から城壁が建てられ、城門も設けられた。 城壁はその後、11世紀に再建されたが、その城壁には86個の城塔が設けられ、厳戒な防衛体制をつくった。