ト レ ド (Toledo)
スペインで最も古い町の一つ
グレコ最大の名画「オルガス伯爵の埋葬」に会える町
トレドの歴史地区は世界遺産に登録

町を巡るタホ川の対岸より望むトレドの街全景

真ん中の尖塔がカテドラル、右端がアルカサル  グレコが住んでいた頃と同じ中世のたたずまいを残す町  (画像クイックで拡大可)

  




ホタ川をへだてて見るトレドの全景は絶景、時の過ぎるのを忘れる



カテドラル
ローマ時代に城塞都市として築かれたトレドの繁栄を象徴するトレド大聖堂。大司教座のあるトレドにふさわしい大聖堂を建設することを旨として、
フェルナンド3世の命により1226年に着工し1493年に完成した、スペインゴシック様式最高傑作ともいわれる大聖堂

  
スペイン・カトリックの総本山である大聖堂    画像クイックで拡大可
内部の宝物室には金、銀、宝石で細工された豪華な聖餅顕置台がある
使用されている金の一部はコロンブスがアメリカから持ち帰ったものが使われているとのこと


トレド大聖堂は4つの側廊と22の礼拝堂からなり、スペインで一番の規模を誇っている



サント・トメ教会

サント・トメ教会は12世紀にアルフォンソ6世が建造した教会 荒廃していた教会をオルガス伯爵が私財を投じ14世紀に再建しました、そのときに建築された 教会のシンボル「モサラベの塔」は現在トレドに残る最も素晴らしいムデハル様式といわれている

 
名画に接し、満足げにで教会を後にするツアー仲間

当時のイタリア画風をとり入れたエル・グレコの最高傑作のひとつ「オルガス伯爵の埋葬」を展示していることで人気の教会


エル・グレコの傑作『オルガス伯爵の埋葬』が展示されている  (画像はパンフより)

  
トレドの町は車1台がやっと通れる坂道がほとんど、道の両側は中世の古い建物が並びその雰囲気は独特、高い石の壁に圧迫感を感ずるが、
青く澄み切った空と日差しが気持ちを明るくする


旧市内を囲む城壁と城門入口前のパーキング



伝統工芸品
象嵌細工(ダマスキナード)
繊細な金糸銀糸が美しい「象嵌細工」
伝統工芸「象嵌細工」はイスラム工芸を源流としてトレドで発展を遂げた工芸品

職人さんが鉄皿に刻んだ細い溝に金線を埋め込んでいく (画像クイックで拡大可)

   
金銀を使った象眼細工の数々 とても買える物では有りませんが素晴らしさを堪能しました
定価表の0の数を数えては、ため息をついていました


買われた方はいたのでしょうか?    私はため息のみみ・・・