カルナック宮殿 karnak
エジプトの古代宮殿としては最大規模の宮殿で、ラムセス一世・二世の親子が百年かけて造った建造物に
次から次へと王になった人達が、増築を行って巨大神殿となる


入口の向こうに魅惑のカルナック神殿が  

   
カルナック宮殿の入口から第一塔門まではに顔は羊、胴体はライオンのスフインクスが20対並んでいる
 スインクス参道(画像クイックで拡大可)


、宮殿の奥に進むほど古いものとのこと画像クイッ(クで拡大可)

     
第一塔門の裏側  塔門建設時に使用した     第二塔門に残るナイル川氾濫時の
    日干しレンガが残っている、この状態より          水位の跡 (画像クイックで拡大可)   
塔門建設の方法が解明出来た                  


第二塔門前のラムセス2世の巨像 右現世の像、左死後の像
(画像クイックで拡大可)

スフィンクスが並ぶ参道を通って塔門を抜け中庭を過ぎると巨像と神殿がある
  
第二塔門を抜けると巨大な柱134本が立ち並ぶ大列柱室 (左画像クイックで拡大可)
柱、壁、柱と柱の間に渡した梁の部分、全てにびっしりとレリーフやヒエログラフが刻まれている
そのスケールの大きさと技の細かさには驚くばかり


ラムセス3世の神殿 立像で胸に手を合わせ、両足を揃えているのが死後の姿

  
トトメス一世のオベリスク(右手前)とハトシェプスト女王のオベリスク(後方左)
2本のオベリスクはいずれも1本の花崗岩で造られ、 (画像クイックで拡大可)
アスワンの石切り場で造られナイル川を運ばれてきたもの  

  
      倒れたハトシェプト女王のオベリスクの先端                スカラベの像 周りを何周か回ると幸せが(画像クイックで拡大可)

  オベリスクは、太陽神の信仰の対象として建てられもので、頂上の三角錐の部分は黄金が張られ、その光り輝く姿は
地上の太陽のごときであったという    
しかしながら、
多くのオベリスクは、海外に持ち出されてしまい、現在、エジプトに残されたものは20基ほどしかない



ライトアップされた夜のカルナック宮殿 

カルナック神殿では、「音と光のショー」が夜に催されましたが、当夜の解説は英語、残念ながら 説明の内容はほとんど理解できず 歴代のファラオが、エジプトの歴史を解説するというプログラムで、 入り口から順路に沿って解説を聞きながら進む 第7塔門のラムセス2世像  外側に死者の姿、内側に生前の姿で立っている(拡大可) 大列柱室の向こうに至聖所の明かりが 最後は聖なる池の後の座席に座り、解説を聞く  星空の下の神殿は、とても荘厳な感じ