江馬家初代小四郎輝経により1221年(承久3年)、鎌倉から飛騨入りするとき持参した仏を、殿村(神岡町殿)に天照山円城寺を建立しました。 それ以来、江馬家歴代の菩提寺として十六代輝盛が三木氏に破れるまで続き、兵火で当寺も焼失し一時は廃絶となった。 その後飛騨の領主となった金森家の二代可重が、天翁秀梅大和尚を開山として再興、慶安2年(1649)金森頼母重直が姫田三郎右衛門に命じて、 現在の地(神岡町船津大門町)に移築した。今の本堂は高山にあった保寿寺を移したもの。