第一番霊場 医王 国分寺 
高山市総和町1-83
高野山真言宗  本尊 薬師如来(重文)
天平18年(746)、聖武天皇の勅願により行基により創建、飛騨第一の古刹


御詠歌  詣で来る人の絶え間も無かりけり 御薬師まつる国分の寺

  
山門          何処からも大銀杏と三重の塔がよく見える          鐘楼堂


本堂   室町中期の様式で市内では最古の建造物
現在の国分寺は400年前に再興されて現在に到っており、現本堂の位置は創建当初の本堂と同じで今も床下に礎石が残っている。

  
本堂内で寺の謂われを聞く
  
聖観音菩薩は、平安時代の春日仏師の御作と伝えられ、国重要文化財に指定されている

  
本尊 薬師如来                      円空仏 弁財天
                  右の円空仏は身の丈1メートル、宝冠をいただき古式の笑い顔をした人間味豊かな作風

      
円空作の如来(なべぶた薬師)           良い臭いの香            円空作の弁財天

  
創建時に建てられた、天平時代の七重大塔の礎石  真ん中の窪みは舎利孔  国史跡に指定されている

      
三重塔は、飛騨唯一の塔建築で文政4年(1821)に建立された

           
樹齢1,200年の銀杏の大木(乳イチョウと呼ばれる)
乳の出ない母親がここでお参りをするとにより乳がよく出るといわれている。
根元に子育地蔵尊が祀られてある。