第十三番札所 恵日山開眼寺(けいじつさんかいがんじ)
千曲市八幡中原

善光寺街道の稲荷山宿から猿ケ馬場峠を越えて麻績宿に通う中原という小集落にある。
この街道を峠の方に登った所に十四番札所長楽寺がある。
観音堂は杉の大木に沿って石段を登った所にあり、手の行き届いた境内であるり、
信濃33番札所中、唯一の北向大悲閣とのこと。
先年までは無住であったが、サラリーマンから転身された住職が熱心に仏の有り難さを説き、
地域の皆さんと交流し、寺を守っておられる。

御詠歌  開眼寺 うしろは山に前はよし 北を流るる志川なるらん



    
ご本尊 聖観世音菩薩  秘仏のため写真で

この開眼寺のご本尊は秘仏とされ昔から厨子の扉を開くことを禁られ、 扉を開くと北風が吹いて水害となり、開扉した者は急死、住職にも不幸があると伝えられている


住職からサラリーマンよりの転職にまつわるお話、心の栄養の講話を受ける


厄除け観音として信仰を集めている

 
厨子の置かれている場所の天井絵


しばし禅についてお話を

  


石段正面が観音堂 右に庫裡、道場がある


7月の参拝時には紫陽花に覆われてた


全山を見渡して