第十四番札所 姨捨山
長楽寺
(おばすてさんちょうらくじ)
千曲市八幡姨捨
”田毎の月”で有名な寺、長楽寺から眺める月は、向かいの鏡台山から
昇る月が足下の小さな水田にその月影を浮かべ、その田毎の月に見せられた
多くの歌人が中秋の夜に集まり句会を催す風流な寺。
冠着山の裾、善光寺街道に沿って位置し、堂の裏に街道通っている。
明治初期の廃仏毀釈の折り、古文書等全てを破棄してしまった為に寺の由来は定かではない。
御詠歌 音に聞く 姨捨山を来て見れば 月の都はここにこそあれ
ご本尊 聖観世音菩薩
観音堂も立派ですが、石仏よりも歌碑が多いのには驚き
廃老伝説の生まれた地で観音堂の脇にある姨岩あたりが通称姨捨山と呼ばれている
寺の周りには多くの句碑が建つ
芭蕉の句と石碑
寺とは名ばかり民家の座敷に祭壇が祀られたよう h17年参拝時
街道筋に建つ寺の案内 右下に寺が