第二十三番札所
龍洞山
宝蔵寺
(りゅうとうざんほうぞうじ)
上田市御嶽堂84
丸子町依田川左岸の山裾御岳堂を通る鎌倉街道と呼ばれる道の、山裾の高台にある。
慈覚大師が信濃路巡錫のおりに、この地に来て1本の柳の木の頭と胴と根元の部分から
3体の観音像をお彫りになり、胴の部分で彫った観音像を、この堂の後ろにある洞窟に安置したのが始まりだそうです。
頭の部分で彫った観音像を安置した寺は、同じ丸子町にある28番札所の龍福寺だということです。
根元の部分で彫った観音像を安置した寺は廃寺となり今は無いそうです。
御詠歌 岩谷堂 見上げて見れば宝蔵寺 峰の松風谷川の音
観音堂は朱塗りが美しく、周りの景色の中で映えており、裏に祠がある。
ご本尊 聖観世音菩薩
「岩屋堂の観音様」は昔も今も庶民に親しまれ広く信仰を集めている
観音堂の裏の洞窟は明かりがなく真っ暗、入口から入る明かりで
観音堂裏の洞窟には観音様や、厨子や石仏があり往時をしのばせる
楓の前(古い堂の遺物が置かれている) 聖徳太子を祀る二尊堂
庫裡の玄関には札所巡りの掛け軸が・・・商売も熱心のよう
長い石段の参道を登ると立派な山門が
参道の石段の両側に彼岸花が