第四番札所 大里山風雲庵(ふううんあん)
長野市松代町清野

集落の南の山裾にあり、竹林の脇の一直線の小道を登ると石段の上から見下ろすように建っている
武田信玄が川中島合戦の折、本尊が夢枕にたち戦術を授けたと伝えられている、そのため
武田の家紋である四ツ割菱の紋が付いている


ご本尊 聖観世音菩薩
御詠歌  清野寺 立ち出でみれば霧雲の 晴るるところはもとのすみかよ

  
明治初期の廃仏毀釈により廃寺になったが、近在の住人の厚い信仰心により守られてきた


2度目の巡りは6月、前回の4月に比べ緑に覆われ寺にも柔らかな雰囲気が・・

  
両側に石仏が並ぶ急な石段の上に建っている 傾いた石灯籠に趣を・・


集落内の竹林脇に掲げられた案内板