第七番札所 虫歌山
桑台院
(むしおだそうだいいん)
(虫歌観音)
長野市松代町豊栄
松代の町から真田町に通じる地蔵峠への道を東に、豊栄の集落の入口南側の
山麓に建ち赤い屋根がよく見える
この地方の養蚕が盛んな頃そのお守り仏として古くから「むしおだの観音さん」と
親しまれ、養蚕農家の信仰を集めていた
御詠歌 虫生田に かげを隠すは東条 有明月は西にかたむく
広い舞台があり、松代の町アルプスまで素晴らしい見晴らしだ
ご本尊 千手観世音菩薩 桑の一木彫りで4.5mの高さがある
普段は前垂れが下りていて拝めまいが、当日は観音堂管理者の方々が幕を上げて
ださり、舞台で松代焼きの煎餅や土地の物を販売していた
緑の季節の(6月)参拝
境内はよく整備されており、西国三十三カ所の観音石仏が整然と並んでいる
無人のお堂であるが、土地の皆さんの信仰心の深さが伺える
堂に架かる虫歌山の額