第八番札所 時頼山
西明寺
(さいみょうじ)
(吉窪観音)
長野市小田切塩生甲
犀川の小田切ダムから北面の急な坂道を七曲、集落の奥にある
寺が荒廃してしまったのを嘆いた吉窪集落の皆さんが1852年(嘉永5年)に集落の
裏の小高い地にお堂を建て観音さんを移した
昭和八年に焼失したが昭和十八年に現在の堂を完成
御詠歌 みなかみを さし出で見れば西明寺 岸うつ波に船ぞ浮かめる
石段下の坂道には奉納された石仏が 堂の内部の普請はまだ新しい
ご本尊は 千手観世音菩薩
堂へは坂道を上がり横から入る
集落の一番上に建っている 眼下に犀川を望む